神戸朝鮮高級学校の事件に対する緊急声明

また日本で、我々が危惧していた不幸な「ヘイトクライム」が起こってしまった。

新聞報道(※1)によれば、本日(2014/1/22)午後0時15分ごろに兵庫県神戸市・神戸朝鮮高級学校の3階に男が侵入し、声を掛けた男性教諭に持っていた鉄の棒(長さ約40センチ)で殴りかかるという事件が発生した。
男性教諭は左腕を殴られたが男を取り押さえ、駆け付けた警察職員が男を建造物侵入と傷害の容疑で現行犯逮捕したとの事。また同校の校長によれば、男は男性教諭に殴り掛かる際、「お前、朝鮮人か」と叫んでいたという。

※1 神戸新聞Nextより http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201401/0006654614.shtml

我々は、このような人種差別に基づき、日本社会で共に生きる人々を傷つける犯罪、「ヘイトクライム」を断固として許さない事を、改めて表明する。

日本において、デモや街宣、そしてインターネット等の掲示板、SNSを通じてヘイトスピーチ(差別扇動表現)が、現在も公然と繰り広げられている事実がありながら、新聞・雑誌、テレビ等のマスメディアでの報道による社会への告発は、いまだに不十分と言わざるを得ない。また、行政によるヘイトスピーチの抑止策もほとんど行われてこなかった事実が、このようなヘイトクライムを生む土壌を作り上げてきた事を、我々は強く指摘する。

今回のヘイトクライムに対し、適切な処分が下される事を強く望むと共に、怪我をされた男性教諭の一日も早い回復と、同校に通う子どもたちの心身の平穏を願う。また同校が、再びこのような恐怖を味わう事が無いよう、行政による対応を強く求める。

そして、我々はこのようなヘイトクライム、またヘイトスピーチによりヘイトクライムを扇動するレイシストを告発し、この日本社会から全力で排除することを宣言する。

2014年1月22日

男組
女組
差別反対東京アクション
(順不同)

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